この男こそ"DJ CASH MONEY"である。
肩に掛けているのが'88年のDMC世界チャンピオンジャケット、そしてDJセットの前にはNMSのチャンピオンベルト。
この2タイトルを制した男の「'88年DMC世界予選」のビデオを見させられた時は、マジでぶっ飛んだってもんじゃなかったね!
まず1番驚いたのはターンテーブルの縦置き。(当時は横置きが当たり前だったのだ!)
次にトリックの速さ。(当時は2拍が一般的に限界だったが、彼は1拍もしくは0.5拍まで縮めた!)
最後はミキサーの小ささ。(当時は19インチミキサーが当たり前だったが、彼はGEMINIのコンパクトな小さなやつを使用!)
あとはテクニックも当時では考えられない程にハンパじゃなかった!
特に"LL COOL J/ROCK THE BELLS"でのソロ・スクラッチは衝撃だったなぁ~ブレイクダウンとトランスフォーマーのキレの良さと頭出しの正確さは当時のDJからすれば考えられないものだった。
また、針が飛んだ時のごまかし方と元の場所への頭出しの早さもヤバすぎだし、とにかく「やってる感(GROOVE)」ってやつが、この男はたまらんのよ。笑
そのビデオをあの頃は何回見ただろう・・・(死ぬほどやね!)
でも、どこから練習すればあんな風にできるのか?が全くわからなかったから悩んだよ。
だから、そこからはただただ独学。。。
当時は、教材ビデオもないし教えてくれる人もいないから、みんな独学でやるしかなかった・・・だからこそ、スクラッチやレコードチョイスや2枚技にみんなオリジナリティーがあっておもしろかったんだと思う。
こうして俺はバトルの世界にのめり込んでゆくのであった・・・つづく
(P.S)ちなみに、今ではバトルDJはヘッドホンをしないのいが当たり前になっているが、この予選大会でデンマークのDJが「ノー・ヘッドホン」ってゆうスタイルを初めて披露した。
(これは、来日した時にサインしてもらった宝物ね!笑)
ミルクティー(午後の紅茶 Special~ウバ茶2倍~)&タバコ(ピアニッシモ)
これがあれば最高なんです。
んで、チェーン店で飲むんなら、
アイス・ロイヤルミルクティー(ドトール)
やっぱミルクティーはこのどっちかに限るぜ!笑
他のやつとは比べ物にならない位にコクってもんが違うのさ・・・
ドン勝本さんが、昨日亡くなられたそうです。(享年57歳)
*--PROFILE--*
ソウル界の神様、JAMES BROWNに、日本人で唯一ファミリーとして認知されている彼はプライベートの自宅に招かれる。またその証としてJBケープをもらう。74年に全国ディスコ協会を設立、会長に就任。数々のイベントを開催し、70年代のディスコシーンを盛り上げ、今のCLUB,DISCOの基礎を創り上げる。米国ビルボードの協力を得て、帝国ホテルにて国際ディスコ会議を開催した功績は大きい。
今日、ミク友の日記で知らされた。
勝本さんとは昔、戸越に住んでいた時はご近所さんだったので歩いていると、よくバッタリあって立ち話をしたり、北品川の事務所でSOULの歴史を詳しく教えてもらったり・・・そしてあのAIを俺に紹介してくれたのも勝本さんだった。
正直悲しい・・・でもきっと天国でJBと仲良く踊っている事だろう。
心よりご冥福をお祈りいたします。。。
勝本さんの携帯番号はメモリーにずっと残しておこうと思う!
頭が少々痛く、喉も少々痛いから今日の日記は短めにするとしよう。
ここ最近寒いから皆さんも風邪には気をつけように!
(でも疲れが溜まってるだけの様な気もするけどね。)
まぁ、金曜からは暖かくなるらしいが。。。
こんな事を書きながら"BLACK MOON/BACK EM DOWN -Remix-"がバックでは流れているのだが、これが何とも心地いい・・・笑
薬はさっき飲んだから、また寝る前に飲んで早く良くなろっと。
'85年から浜松でDISCO DJを始めた俺は、当時何でも勿論PLAYしていた訳だが、(当時のDJはDANCE MUSICと言える物はどんなジャンルでも回せないとプロともDJとも呼ばれなかったし、それが当たり前だった。)
そして1年位経った頃かな・・・お店が"VESTAX 310"とゆうクロスフェーダーが付いたミキサーを買ってくれた時に「HIPHOP」とゆうもんに興味を持った。
'HERBIE HANCOCK/ROCK IT'もそうだけど、確か'U.T.F.O./ROXANNE ROXANNE'を聴いた時も、まずこの「キュッキュッカーッ」って音をどーやって出してるんだろう?って思ったね。
また、「カーッ」ってゆう音は何のレコードのどの部分でスクラッチしているのか?も全くわからなかったから、同じ音でコスっていた45回転の'ROCK IT'の音でひたすらあの重いクロス・フェーダーと格闘しながら腕がつるまで練習したもんだ。笑
である日、東京にレコードの買い出しに浜松から来た時に、六本木ウィナーズでこの歴史的な1枚のレコードと出会ったのですよ。
それがこれ!
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FAB 5 FREDDY & BESIDE/CHANGE THE BEAT
始めは聴いてても何だかよくわからない曲だったのだが、B面のラストにあの「カーッ」ってゆう元音の'AHH ...THIS STUFF IS REALLY FRESH!'ってフレーズを見つけた時の感動ったらなかったなぁ。。。
そこからスクラッチ人生が始まったと言っても過言ではない!
それから休みの日は、毎週渋谷にあった伝説の'HIPHOP'とゆう店に行って、ユタカさんやマービンさん達のスクラッチをオープンからラストまで食い入るようにブースに張り付いてスクラッチの技を見て盗んで浜松に帰って店で練習しまくり。そして、また見に行っての繰り返しの日々。
その後、'88年のDMC大会の"DJ CASH MONEY"をビデオで見て、すっ飛ばされ完全にハマってゆく俺でした・・・つづく。
(P.S)最近は「バトルブレイクス」とゆうコスリねたレコードが出ているし、ミキサーのフェーダーも軽いしキレもイイからこうゆう感情は悲しい事に最近のスクラッチDJにはないんだろうねぇ・・・